F-16XL2 複座型 試作戦術戦闘機 (プラモデル)
●F-16XLはジェネラル・ダイナミクスが開発した試作戦術戦闘機でF-16の派生型です。
●ジェット戦闘機としては第4.5世代に分類され、主翼をクランクト・アロー・デルタ翼とし兵装搭載量と航続距離の向上を図った機体です。
●1981年に始まったアメリカ空軍の強化型戦術戦闘機(ETF:EnhancedTacticalFighter)計画において本機はF-15Eストライクイーグルに敗れ採用は見送られました。
●その後残った試作機2機はNASAより飛行研究用に使いたいとの申し出があり、1999年まで飛行研究に使用されたのち両機はドライデン飛行試験センターに格納されましたが、2007年にはロッキード社でも飛行研究に使用されることとなり、現在でもその研究は継続されています。
●複座型は単座型のFSD(Full-ScaleDevelopment:全規模開発機)3号機から改造された機体で、全長は単座型の試作1号機と同じです。
●もしF-16XLが採用されれば複座型にはF-16Fの名称が与えられる予定でした。
●キットは複座型の試作2号機で、マーキングバリエーションは複数種、ミサイル等の武装も付属しています。