●Mi-17はソ連のM・L・ミーリ記念モスクワ・ヘリコプター工場が設計した中型多目的ヘリコプターで、ソ連製ヘリコプターとしては最も成功したと言えるヘリコプターです。
●国内向けの名称はMi-8MT、輸出向けの機体はMi-17と呼ばれ、北大西洋条約機構は「ヒップH」のNATOコードネームで識別しました。
●1964年にMi-8の改良型となるMi-8Mの計画が開始され、1975年に初飛行しその後の飛行試験において良好な性能を示したMi-8Mは1977年にMi-8MTとしてソ連軍に正式採用され、カザン・ヘリコプター工場にて生産が開始されました。
●1981年のパリ国際エアショーに出展されたMi-8MTは海外向けの名称として新たにMi-17の名称が与えられました。
●シンプルで頑丈な構造と汎用性の高さからMi-17とその派生型は東欧諸国や中東、アフリカ、中国、北朝鮮など世界中で軍/民間含め12,000機以上が利用されています。

●エッチングとクリアパーツ、デカール(マーキングはマケドニア、チェコスロバキア、チェコx各1)付属