ホットウィール ブールバード `60s フィアット 500 D モディフィカド (玩具)
●フィアット500はオートバイ以上、普通自動車未満という、日本で言うならば軽自動車市場に近似したマーケットを見込んで開発されたクルマで1957年に発売された。
●車名通り500ccの空冷2気筒エンジンを搭載し、全長3mという極小のボディながら大人4人乗車も可能だったことから、安価な自動車として本国のイタリアを中心にヨーロッパで大ヒット記録し、1975年に生産を終えるまでに約400万台が生産された。
●小柄なボディを活かして、より速く走るための改造を施すことも盛んで、のちにフィアット傘下に収まりモータースポーツ活動で鍵を握ることになったアバルトなども改造パーツやコンプリートカーなどを製作して人気を博した。
●ホットウィールではまさにアバルトが手掛けたようなオーバーフェンダーとワイドホイール、放熱のために開けっ放しの状態で走れるように固定したリアのエンジンフードなどで武装した姿を再現している。