商品説明
●モハ80系電車は、東海道線の長距離電車列車用として1950(昭和25)年に登場した
車輛で、「湘南形」「湘南電車」と呼ばれて親しまれました。80系の特徴は、設計から
製作、運転、保守に至るまで全てを編成単位で考えられており、電動車は全て運転台
を持たない中間車、運転は先頭の制御附随車から、そして客室構造に客車の形態を
大幅に取り入れ、軽量構造としていることでした。この方法は、その後の新性能車を
設計していく上にも大いに役立ち、今日の電車隆盛時代を迎える礎にもなっています。
塗色は湘南地方の“みかん”にちなんで窓廻りをオレンジ、上下をグリーンのツートン
カラーが初めて採用され、1次形・20輛のクハは正面3枚窓タイプで登場、特に2次形
以降の正面窓流線形スタイル、いわゆる湘南形は、その塗り分けと共に、その後の
国・私鉄の車輛デザインに大きな影響を与えました。
●これら80系グループは、その後も1958(昭和33)年までに、モハ80~300輛、クハ86~
200輛、サロ85~47輛、クモユニ81~6輛、合計652輛が誕生、電化の進展に伴い
東海道線はもとより上越・東北・高崎・日光・信越・中央・山陽・宇野・赤穂・呉・飯田・
身延線などで活躍しました。なかでも1・2次形更新車の晩年は全金車と共に山陽
本線で4・6連単位で組成されローカル列車に使用されました。
●セット内容:
・クハ86(正面2枚窓)
・モハ80
・モハ80
・クハ86(正面2枚窓)
●台車・パンタグラフ・動力ユニット付属
商品仕様
- 商品コード
- 1021T
ご購入について
※こちらの商品は一世帯(同一住所) 6 点までとなります。