国鉄 20m級 旧形客車 三等車セット (6両セット) (鉄道模型) 通販 - ホビーサーチ 鉄道模型 N

●スハ32系は、昭和初期に製造され、長い間各地で活躍した旧形客車です。機関車の性能向上による列車の高速化に対応するため、車体の鋼製化計画がされ、昭和3年より車体長を20mに統一した本格的な鋼製客車が製造されました。

●1872年(明治5年)新橋-横浜間における開業時の等級制度は上等・中等・下等の三等級制でしたが、1896(明治29年)当時の関西鉄道が一等・二等・三等と区別し、各客車に白(一等)、青(二等)、赤(三等)の帯を付けました。翌1897年(明治30年)当時の官設鉄道(後の国鉄)もこれに準じて区別するようになりました。長年親しまれた白・青・赤の帯でしたが、戦時色が濃くなった1940年、合理化のため赤帯がしだいに無くなり戦争末期には完全に廃止されました。また戦争中の混乱により一等・二等の等級帯を付けた客車も見られなくなりましたが、戦後、一等、二等の等級帯は徐々に復活しました。

●セット内容：スハ32Ｗ/スハ32Ｗ/スハフ32Ｗ/スハ32/スハ32/スハフ32
●車体側面中央(両側面)の車体製造番号を付属のインレタを使用して貼ってください。
※このセットでは、郵便マーク(〒)のインレタは使用しません。

●スハ32W…昭和4～6年に合計158両製造。昭和13、14年に華中鉄道に22両転出。昭和16年時には136両。(スハ321～32136)
●スハフ32W…昭和4～7年に合計105両製造。昭和13、14年時に華中鉄道に7両転出。昭和16年時には98両。(スハフ321～3298)
●スハ32…昭和7～17年に合計737両製造。(スハ32137～32863)
●スハフ32…昭和7～16年に合計311両製造。(スハフ3299～32409)

※インレタは各車両の最初と最後の車体製造番号を作成しております。また車体を塗装しなおされる方は、車掌、荷物のインレタおよび、車両名と製造番号が組んであるインレタをご使用ください。
※この製品はオプションでトミックスの室内照明ユニット(LA-CLまたはLA)が取り付けられます。室内照明ユニットは別にお買い求めください。
※なお、取り付けの際には集電用金属パーツが必要です。(MODEMOより発売予定)

【編成例】
●普通12レ 1943年10月(昭和18年10月) 函館←名寄
　牽引車D50 + スニ30 + マニ19500 + スロハフ30 + スハ32W + スハ32W + スハフ32W + スハフ32W + スハ32
●普通920レ 1955年6月(昭和30年6月) 米原←京都
　牽引車C59 + スハフ32W + スハ32 + スハ32 + スハ32W + スハ32 + スハフ32 + スハ32 + スハ32 + スハ32 + スハ32 + スハ32 + スハ32 + スハフ32
●臨客3420レ 1955年8月(昭和30年8月) 東京←静岡
　牽引車EF58 + スハフ32 + スハ32W + スハフ32 + スハ32 + スハ32 + スハ32W + オハ61 + オハ34 + オロ31 + マイフM1705
●普通934レ 1955年9月(昭和30年9月) 大阪←上郷
　牽引車C59 + スハ32 + スハ32 + スハ32 + マハ29 + マハ29 + マハ29 + スハ32W + スハ32 + スハ32 + スハ32 + スハ32 + スハフ32
●普通425レ 1970年3月(昭和45年3月) 長野←新宿
　牽引車EF13 + マヌ34 + オハフ33 + スハ32 + スハ32 + オハ35 + スハ32 + スハ32 + スハ32 + スユニ61 + マニ60
●パッケージサイズ/重さ : 31.5 x 21.8 x 3.5 cm / 742g