商品説明
●南海電気鉄道オリジナルグッズ
●本商品は「Nゲージ」の規格で制作されたディスプレイ用鉄道模型です。
●模型店等で販売されている別売の専用動力キットを購入、改造することで、「Nゲージ」規格の模型線路上を走行させることも可能です。
●尚、装丁は外蓋付きの紙箱に封入されています。
●実車ガイド
2000系車両は難波駅~極楽橋駅間直通列車(通称:大運転)用車両として、老朽化が進んだ21000系や22000系の一部を淘汰する目的で1990年(平成2年)から1997年(平成9年)の7年にかけて東急車両で製造された南海初のGTO素子によるVVVFインバータ制御車で、車体長17m、2扉のk型通勤型車両である。
車体長が17mと短いのは、高野下~極楽橋間に存在する半径100mの急曲線の通過に対応させる為である。
本形式はその製造年次の違いにより主に客車の仕様が異なることから、前期型(1~2次車)、中期型(3~4次車)、後期型(5~7次車)に大別され、前期型および中期型は客車オールロングシート仕様になっているのに対し、今回のモデルとした後期型で車端部に4人掛けBOXシートを配置(運転台後ろを除く)した形態となっている。
2000系は旧ズームカー(21000系・22000系・23000系)の運転特性をそのまま踏襲していて、急勾配区間では高牽引力を発生させ、かつ平坦区間は100km/hで走行するという全く性格の異なる2つの電車の特性を1つの電車に併せ持たせた設計が施されたので、運用開始当初は専ら高野線の橋本以南、高野下駅~極楽橋駅間連続50%の山岳区間に直通する急行運用行路(通称:大運転)に充当されていた。
しかし、後年、高野線山岳区間にワンマン運転用2300系が登場したことにより、「区間準急」や「各駅停車」といった山岳区間を走行しない運用にも充当されるようになり、2007年(平成19年)からは老朽化した7000系車両を置換えるため、遂に南海線系統でも運用される運びとなった。(南海線では運用開始当初から「普通」行路限定運用)
またこの時、2000系の前期型ではすべて南海線に転属してしまったため、南海線・高野線の両線で見られるのは中期型・後期型のみとなった。
今回のモデルとなった「南海・真田赤備え列車」はそれら20000系のうち後期型2044Fに特別なラッピングを施したものである。
運行開始は2015年(平成27年)11月1日(日)からで、折しも翌年から放映されるNHK大河ドラマ「真田丸」に併せて真田ゆかりの地・「九度山」をさらに盛り上げるため、九度山駅の「真田赤備え装飾」とともに、是非とも九度山駅発着駅にする列車にもということで、ラッピングが施されたものである。
デザインは真田幸村の赤備え甲冑(かっちゅう)をモチーフに車体全体を渋い赤色にし、真田家の家紋である「結び雁がね(かりがね)」と旗印である「六文銭」が随所にあしらわれていて、車内のシートも「六文銭」をちりばめた赤いシートに変更している。(優先座席は新緑の緑色とし、ハート形の六文銭をちりばめている。)
また、乗降用扉と貫通扉は黒色としてデザイン上のアクセントとしているが、黒の単色とはせずに、ここにもグレーの「六文銭」があしらわれた凝った作りとなっている。
尚、同列車は1組成しか存在せず、他の高野線2000系4両固定編成と共通運用されているため、難波駅~林間田園都市駅間の区間準急や各駅停車等、橋本以北の運用や橋本での増結編成に限定運用されたり、時には予備軍扱いで運用に就かない日も存在する。
今回のモデルは2000系後期型4両「南海線・真田赤備え列車」ラッピング編成であるが、同時に発売される2000系後期型4両セット(一般色)と併結させることにより、難波~橋本間で見られる6両編成や8両編成等、増結時の編成を再現することも出来る。
●パッケージサイズ/重さ : 25 x 17 x 3.3 cm / 199g
商品仕様
- 商品コード
- 283133
- JANコード
- 4543736283133
ご購入について
※こちらの商品は一世帯(同一住所) 12 点までとなります。