商品説明
――創る楽しみいっぱい!
●客車ボディーキット
●形式別対応の精密プラ床下
【解説】
●昭和30~40年代の鉄道輸送全盛期には、帰省多客時を中心に臨時急行が頻繁に運転されました。
●使用される車輛は本来の急行用車輛より1ランク落ちる各区予備車の寄せ集めの客車でした。
●この様な編成は国鉄末期の旧型客車最後の頃のローカル普通列車でもよく見られました。
●このセットは、全盛期の幹線の臨時急行を想定して5両にまとめたもので、スハフ42とナハフ11が各1両、オハ35が3両入っています。この内、オハ35は戦後まもない頃に製造された「半切妻」タイプ、700番以降をモデルとしており、このセットのみに含まれています。
【セット内容】
●ナハフ11(台車:TR50)
●オハ35切妻(台車:TR23)×3
●スハフ42(台車:TR47)
※台車、車両マーク、サボ用ステッカーは別売です。
【別売パーツ】
●台車:No.5001(501) TR50、No.5003(503) TR47、No.5024(524) TR23
【カラーガイド(GM鉄道カラーNo.)】
●車体:ぶどう色2号(SP-02)または青15号(SP-07)
●屋根:
・ナハフ11は銀色(SP-08)
・オハ35はねずみ色1号(SP-09)
・スハフ42はダークグレー(SP-35)
●床下機器:黒(SP-10)
●表面保護:クリアーコート光沢(SP-40)またはクリアーコート半光沢(SP-44)
※アルミサッシ窓枠を銀色、Hゴムをつや消しライトグレーでふちどるとモデルが一層ひきたちます。
【本セットの編成について】
●これはS30~40年代、鉄道輸送黄金期の幹線の臨時急行のイメージを5両に凝縮したNゲージ客車ボディーキットです。
●この時代、盆暮れの帰省多客時を中心に、全国の幹線にはこの様なオールハザの客車臨急がひんぱんに運転されました。車輛は本来の急行用たる10系43系より一ランク落ちる各区予備車の寄せ集めで、中で目立ったのが、ベコベコの鋼板屋根を明るいグレーのペンキで塗り上げた粗製乱造の戦後派オハ35。
●本セットは、そんな貧しいながら活気に満ちあふれていた頃の幹線鉄道の面影をあなたのレイアウトによみがえらせてくれるはずです。
●けん引機はやはり茶色のEF58あたりが本命でしょうか…。
●余談ながら、近年ではこの種の波動輸送列車は12系、更には14系座席車のモノクラスで運行されるのが常で、貧乏学生の帰省も通路の古新聞でのゴロ寝からリクライニングシートの時代に変わりました。
【本セットの特製オハ35(戦後切妻タイプ)について】
●戦争をはさんで前後10数年にわたり千輛を大きく超える量産のなされた国鉄を代表する「三等車」オハ35の内、これは戦後まもなくの頃製造された「半切妻」グループのモデルで、本セットの為特に製作したものです。
●実車は、資材節約、工作の簡易化を図って、35形本来の屋根両端のなだらかな曲線を廃して切妻に近い構造とし、雨ドイ等も必要最小限に簡素化されているもので、実車の輛数の多さ(No.35700~以降の数百輛がこのタイプ)に属し従来モデルの世界で省みられる事の少なかったものです。
●別に増結用別売として戦前の標準丸屋根型(#144、2輛入り)も用意いたしました。(組立説明は本キットのものも参照の事。)
●尚、戦後型オハ35は末期の増備車では新型のウイング台車TR40付となって重量が増加し、スハ42と形式変更、更に近代化軽量改装でオハ35(電暖付はスハ40)となったグループもあります。(別紙説明書に詳述。)
※オハ35型の台車に関しては、別添説明書を良く読んでから決定してください。
※改造ヒント:TR40装備のスハ42(オハ36)
※増結用別売:戦前標準丸屋根オハ35(品番:144)
●パッケージサイズ/重さ : 20.4 x 16.6 x 3.1 cm / 252g
商品仕様
- 商品コード
- 109
- JANコード
- 4946950910906
ご購入について
※こちらの商品は一世帯(同一住所) 2 点までとなります。