商品説明
【クハ47-100形について】
●42系の制御車として製作されたクハ58形の戦後の形式。クモハ43形と同一のボディーをもっており、本来のクハ47(スカ線用32系の制御車)とは窓配置が異なります。
●戦後20m2扉の制御車は車体形状、シートのクロス、ロングにかかわりなくすべて47形に編入されてしまったためこの形式はオリジナルよりも異端車の方がはるかに輛数の多い形式となり、マニアに絶好の研究材料を提供する結果になりました。
●本キットの旧58形改称の47-100形は戦後他の42系とともに関西から東上し、スカ線を経て身延、飯田等でWC付に改造されて快速列車等に重用されました。その前面貫通扉を活かして(本来の47形は非貫通)流電モハ52を前後に4連の貫通編成を組み、派手な塗り分けで活躍した飯田線快速時代はこの車輛にとってもっとも華やかな時代だったのかも知れません。
【クハ47-100形の塗色と編成】
●戦後東上した頃の42系は全車ブドー色。やがてスカ型70系の登場をひかえて青/クリームのスカ色に塗り分けられ、更に地方線区転出にともない47-100、42形(43形はのぞく)が快速用指定を受けた飯田線では(パッケージ裏面の)左カラー図の様な変化をたどり、又47-100形の内、身延線へ転出したものは同線がスカ色化されるまで長らくブドー色のままでした。両運の42形の中には小野田線に転じ、同線の標準色であるブドー色+前面警戒色(黄)の姿で単行運転に使用されたものもありました。飯田線に於ける47-100形使用編成例を(パッケージ裏面の)下図に示します。
【編成例】
●43、47形のみで編成された飯田線の4連の例(1978年)
クモハ43-009(スカ色)+クハ47-070(スカ色)+クモハ43-013(スカ色)+クハ47-116(スカ色)
●クハ47-100をはさんだ飯田線快速列車(1957~1959年頃)
クモハ52(新)+クハ47-100+クモハ42(両運)+クハ47-050
【飯田線に於ける42形(両運)、47-100形塗色のうつりかわり】
※塗装にはGM鉄道カラーをご利用ください。
●1957~:
・屋上機器:うすみどり色
・車体(上半分):黄カン色
・車体(下半分):青2号(旧スカ色用ブルー)
●1960~:
・車体(窓周辺部):黄カン色
・車体(下半分および幕板):青2号(旧スカ色用ブルー)のちに青15号(SP-07)
●1963頃~:
・車体(窓周辺部):黄カン色(SP-03)
・車体(下半分および幕板):緑2号(SP-13)
※幕板の塗り分け位置に注意すること。
●1968~1982:
・屋上機器:ねずみ色1号(SP-09)
・車体(窓周辺部):クリーム1号(SP-05)
・車体(下半分および幕板):青15号(SP-07)
【別売アイテム】
●台車:#5024(524) TR23 (黒色)
●車輛マーク
●その他(任意パーツ):
・#62-1 排障器
・#62 スノープロー
※製品の仕様・価格などは予告なく変更することがありますので、予めご了承ください。
【仕様変更情報】
※2014年6月度再生産分よりパッケージが共通台紙に変わりました。
●パッケージサイズ/重さ : 20 x 10 x 1 cm / 50g
商品仕様
- 商品コード
- 153
- JANコード
- 4946950153006
ご購入について
※こちらの商品は一世帯(同一住所) 2 点までとなります。