商品説明
【解説:クハ68形について】
●クモハ51、54と同系の3扉セミクロスの中距離型制御車。本来この系列は扉間6ヶの窓(内両側の2個が他より100ミリ狭い)で正面は全車丸妻(半流)を特徴としてきたのですが、戦中戦後にかけて41系43系等とさまざまなやりとりをくり返し、そのために特にこのクハ68形では本キットのような原型車は極めて少数で、多くはクハ55形(扉間窓5個)等にセミクロス座席を取り付けた改造車(種車のクハ55によって更に平妻車、丸妻車、旧クロハ等に分けられる)となっています。
●晩年は、全車身延、飯田、大糸等の長距離ローカル線区で活躍をしました。雪の新潟でクハ76形に混じって大奮闘したさまざまなクハ68(~新ナカには、およそ考えられる限りあらゆるタイプの68形が集まっていた様に思えます。)を思い出す国電ファンも多い事でしょう。
【解説:51系の塗色と編成】
●戦後長らく京阪神間(一部宇野線にも進出)で活躍した頃の51系はもちろんぶどう色1色。この時代の唯一の例外が(パッケージ裏面)カラー図の(1)で大阪急電の増発時、本来の急行電車車輛である80系の不足を補う為、若干の68形(但し旧55形)、70形がクリーム/マルーンの急電カラーに塗り分けられた事がありました。後の地方線区転出後は、他の旧型車と同様それぞれの線区カラーに塗り分けられ、図示以外にも黄緑6号(仙石)、青22号(大糸)などがあります。尚、新潟地方では70系の制御車として76形に混じってかなりの輛数の雑多な68形が赤/黄の新潟カラーに塗り分けられて使用されていましたが、この内丸妻の原型68形には図の(4)上、下に示した様に2種類の正面塗り分けがあったことが知られています。
●丸妻の原型クハ68形を一端に連結した新潟ローカルの70系4連編成例(1970年代前半)をパッケージ裏面に掲載しました。(クハ68+モハ70+モハ70+クハ76)
【カラーガイド(GM鉄道カラーNo.)】
●屋根:ダークグレー(SP-35)
●床下:黒(SP-10)
※以上共通、以下各線区や時代ごとに異なります。
(1)関西代用急電(68形)
●ベンチレーター:うすみどり色
●車体:クリーム、マルーン
※ヘッドマークはステッカーを別途ご用意ください。
(2)福塩線
●ベンチレーター:ねずみ色1号(SP-09)
●車体:青20号(新幹線ブルー) (SP-16)
(3)飯田線、身延線などのスカ色
●ベンチレーター:ねずみ色1号(SP-09)
●車体:クリーム1号(SP-05)、青15号(SP-07)
(4)新潟色
●ベンチレーター:ねずみ色1号(SP-09)
●車体:黄色5号(SP-12)、赤2号(SP-01)
【別売パーツ】
●台車: No.5024(524) TR23
●ステッカー、車番インレタ
●スノープロー:No.62 (任意ですが新潟色で先頭になる場合はほぼ必須です)
●排障器:No.62-1 (任意ですが先頭に連結する場合は足元が引き締まります)
※GREENMAX台車の構造上、スノープローと排障器は同時に取り付けることができません。
【備考】
●塗装について:塗装前にあらかじめ成型部品を中性洗剤でよく洗って乾燥させてください。
【仕様変更情報】
※2014年6月度再生産分よりパッケージが共通台紙に変わりました。
●パッケージサイズ/重さ : 19.2 x 9 x 2 cm / 49g
商品仕様
- 商品コード
- 155
- JANコード
- 4946950155000
ご購入について
※こちらの商品は一世帯(同一住所) 20 点までとなります。