元T社設計者の木谷氏はTビッグスケールシリーズF1を1/20で開発・発売しつつ、これまでモデル化されなかったF1をも市販されている。2:匿名様が言われるように本当にありがたいことだとおもう。まだまだ60年後半から70年代にかけてのF1にはモデル化していただきたいものがある。BRMやらフェラーリ312Bもしかり、古き良き時代のモデル制作にじっくり取り組んで、好きな焼酎片手に眺めつつ思いをはせてみたい!
第二次F1ブーム世代の連中が自分も含めていい年したオヤジ化した現在EBROの木谷氏が第一線から完全にしりぞかれたら、おそらく第一次F1ブーム以前のこういった、葉巻型F1や、あるいはさらに遡ってのWWⅡ終戦直後、黎明期の魅力的なマシンがインジェクションキットとして製品化・啓蒙してくれる機会はほぼ0となるだろう。ホンダF1以降、明らかにメインストリームからはずれて、商売としては厳しいであろう、クラシックマシンを孤軍奮闘だしつづけてくれているのには頭がさがる。いい年したオヤジになったからこそ、若造が狭い基準軸だけで神降臨とか歴代No1とはしゃぐのつられず、まだまださらに上の世代から教えを垂れて欲しいと心から思っているのだが。消えてからでは遅いのよ。
どうせなら、もう1セット、フロント用のハイウイングも付けて欲しかったなと・・・